初期臨床研修プログラム
Clinical Training Program
- 臨床研修センター
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地域医療指向プログラム
地域 医療の実習を重視し(診療所、へき地医療)総合的な診療が行える医師を育成するためのプログラムです。患者さんとの接し方、医療人としての人格を身に付け、プライマリーケア医として必要最低限の技術と知識を習得し、地域の中核病院(診療所)で即戦力となる人材育成を目指しています。
地域医療重点プログラム
将来的に「医師が不足している地域における医師の確保」を目的に作られた、地域医療型の研修プログラムです。静岡県下の医師少数地域における実習を含む地域医療を重視ししつつ、専門的医療とプライマリーケアをつなぐ全人的総合的診療が行える医師の育成を目指しています。
プログラム説明 ※受験希望者で病院見学をしていない方は視聴必須です。
研修ローテーション
研修ローテーションは、厚生労働省必修の7科目に加え、麻酔科を必修としています。その他、選択科目では、幅広い診療科を選択することができ、研修先施設によっては血液内科、感染症内科、腎臓内科、脳神経内科、総合診療科、などの選択研修も実績があります。
必須科目 |
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選択科目 |
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ローテーション表
研修ローテーションを作成する際は、なるべく各自の進路や希望に合わせた研修先の調整を行います。当院の特徴としては、1年目は主に院内研修で基礎的な力を身につけ、2年目は都会からへき地まで、特徴の違う院外病院を幅広く経験することが多いローテーションとなっています。
地域医療指向プログラム ローテーション例

※青色は院外研修
修了認定基準
臨床研修制度への理解
医師免許を取得された皆様は、『医師法第十六条の二第一項に規定する臨床研修に関する省令』に基づき整備された、環境と研修プログラムに於いて、臨床研修病院で2年間の初期研修を行います。
『医師臨床研修指導ガイドライン』には、研修プログラム修了時までに研修医に必要とされる経験や技能の習得について、また評価のポイントなど重要な内容が明記されています。このガイドラインを熟読し、研修の意味や目的をしっかりと理解し、2年間有意義な研修を行いましょう。
修了認定について
修了認定の基準は、医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の「(別添2)医師の臨床研修における修了等の基準に関する提言」に基づき、伊東市民病院第3回研修管理委員会に於いて修了判定を行い、臨床研修修了認定証を発行いたします。
修了基準
- 経験すべき症候(29症候)・経験すべき疾病・病態(26疾病・病態)について評価されていること。
- 手技等の診療能力獲得状況について評価されていること。
- 一般外来・訪問診療について研修を行っていること。
- 臨床研修到達目標は、医師法第16条の2第1項に規定する臨床研修に関する省令の「臨床研修の到達目標、方略及び評価」に基づいて、研修医評価票Ⅰ、Ⅱ、Ⅲで評価されていること。
(a)「研修医評価票Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」がレベル3以上の評価を受けていること。
(b) 年2回の形成的評価(フィードバック)を受けていること。 - 学術委員会主催の臨床病理検討会(CPC)へ出席、プレゼンテーションを行い形成的評価を受けていること。
- 必修の研修活動(感染対策、予防医療虐待への対応、社会復帰支援、緩和ケア、アドバンス・ケア・プランニング)をはじめ、院内外の勉強会へ参加していること。
- 多職種の職員から評価を受けていること。
※(1)経験すべき症候及び経験疾病・病態の研修を行ったことの確認は、日常業務において作成する病歴要約に基づくこととし、病歴、身体所見、検査所見アセスメント、プラン(診断、治療、教育 )察等を含むこと。
※(2)履修困難な状況が見込まれる場合は、早めに指導医・プログラム責任者に相談すること。
評価管理について
オンライン卒後臨床研修評価システムPG-EPOC(EPOC2)を使用しています。
研修医がやるべきこと
- 「29症候・26疾病・病態」は経験をする度に登録を行う。
- 「検査・手技」は実施をする度に自己評価を入力する。
- 「一般外来・訪問診療」は研修を行った日を入力する。
- 「評価票ⅠⅡⅢ」はブロック研修終了時に自己評価を入力する。
- CPCを含む「必須の活動・院内外の勉強会」は研修活動の記録へ入力する。
- 「多職種360度評価」は各自QRコードを発行し評価を依頼する。
CPC開催報告
研修医はCPC(臨床病理検討会)プレゼンテーションファイルを作成し、症例呈示できることが必修項目となっています。また、解剖に立会い、病理医の指導を受け解剖所見を作成します。
解剖結果とともに症例について議論を行います。
協力病院・施設
病院
-
東京北医療センター
https://www.tokyokita-jadecom.jp/ -
台東区立台東病院
http://taito.jadecom.or.jp/ -
練馬光が丘病院
https://hikarigaoka-jadecom.jp/ -
東京ベイ・浦安市川医療センター
https://tokyobay-mc.jp/ -
横須賀市立うわまち病院
https://www.jadecomhp-uwamachi.jp/ -
横須賀市立市民病院
https://yokosuka-shimin.jp/ -
独立行政法人国立病院機構静岡医療センター
https://shizuoka-mc.hosp.go.jp/ -
(財)復康会 沼津中央病院
https://www.numazuchuo.jp/ -
NTT東日本伊豆病院
https://www.izu-hospital.ntt-east.co.jp/ -
医療法人社団健育会
https://www.nishiizu.gr.jp/ -
三重県立志摩病院
http://kenritsushima.jadecom.or.jp/ -
日光市民病院
https://www.nikko-jadecom.jp/ -
西吾妻福祉病院
http://www.nawh.jp/ -
湯沢町保健医療センター
https://yuzawa.jadecom.or.jp/ -
上野原市立病院
https://www.jadecom.or.jp/jadecomhp/uenohara/ -
市立大村市民病院
http://omura.jadecom.or.jp/ -
公立丹南病院
https://www.tannanhp-jadecom.jp/ -
市立恵那病院
http://www.enahosp.jp/ -
市立奈良病院
http://www.nara-jadecom.jp/ -
公立黒川病院
https://www.jadecom.or.jp/jadecomhp/kurokawa/ -
村立東海病院
https://www.tokai-hp.jp/ -
石岡第一病院
https://www.jadecom.or.jp/jadecomhp/ishioka/ -
飯塚市立病院
https://www.iizukacityhp.jp/
協力施設
-
与那国町診療所
https://yonaguni.jadecom.or.jp/ -
公立久米島病院
https://kumejima.jadecom.or.jp/ -
小笠原村診療所
http://www.ogasawaraclinic.jp/ -
公設宮代福祉医療センター
https://www.rikka-jadecom.jp/ -
山北町立山北診療所
https://yamakita.jadecom.or.jp/ -
真鶴町国民健康保険診療所
http://manazuru.jadecom.or.jp/ -
いなずさ診療所
http://inazusa.jadecom.or.jp/ -
伊豆今井浜病院
https://izuimaihama.jadecom.or.jp/ -
戸田診療所
http://heda.jadecom.or.jp/ -
あま市民病院
https://www.amahosp.jp/ -
揖斐郡北西部地域医療センター山びこの郷
http://yamabiko.jadecom.or.jp/ -
シティタワー診療所
https://www.citytower-cl.com/ -
関市国民健康保険津保川診療所
https://tsubogawa.jadecom.or.jp/ -
地域包括ケアセンターいぶき
https://www.jadecom.or.jp/jadecomhp/ibuki/ -
米原市地域包括医療福祉センターふくしあ
https://fukushia.jadecom.or.jp/ -
越前町国民健康保険織田病院
http://ota.jadecom.or.jp/ -
おおい町保健・医療・福祉総合施設 なごみ
https://www.jadecom.or.jp/jadecomhp/nagomi/ -
女川町地域医療センター
https://onagawahp.jadecom.or.jp/ -
磐梯町保健医療福祉センター瑠璃の里
http://www.bandai.gr.jp/ -
東通地域医療センター 東通村診療所
https://higashidori.jadecom.or.jp/ -
六ヶ所村地域家庭医療センター
https://rokkasho.jadecom.or.jp/ -
十勝いけだ地域医療センター
https://www.jadecom.or.jp/jadecomhp/tokachi-ikeda/