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〒414-0055 静岡県伊東市岡196番地の1

外来診療時間
月~金08:30~11:00

※土日祝日・年末年始は休診日となります。 ※診療科により異なります。外来診療担当表 よりご確認ください。

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病院指標

Hospital index

年齢階級別退院患者数

年齢区分 0~ 10~ 20~ 30~ 40~ 50~ 60~ 70~ 80~ 90~
患者数 35 24 31 46 100 216 364 1069 1240 517

当院は、伊豆半島の中核病院として質の高い医療を提供しています。災害拠点病院、認知症疾患医療センター、地域医療支援病院の認定をうけています。 内科、循環器科、消化器内科、小児科、外科、形成外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻科、眼科、麻酔科、泌尿器科、皮膚科、総合診療科で入院診療を行っています。 全体の77.5%が70歳以上と高い年齢層となっております。

データ1(qi01_age_series (4))

診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
110310xx99xxxx 腎臓又は尿路の感染症 手術なし 142 16.02 13.52 493 82.83
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 84 12.08 8.75 3.57 78.81
040081xx99x0xx 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2なし 64 21.83 20.6 10.94 84.2
0400801499x003 肺炎等(市中肺炎かつ75歳以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なしA-DROP スコア3 49 21.57 17.45 10.2 87.43
010060x2990201 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 48 26.71 15.57 14.58 72.96

呼吸器系の疾患(肺炎、誤嚥性肺炎)が最も多く、尿路感染症、胆管結石症、脳梗塞が多くなっています。
平均年齢が77.3歳となっています。また各専門診療科と連携し診療を行なっております。

データ2(qi02_clinical_departments_top5 (5))

外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
060160x001xxxx 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 82 4.21 4.55 1.22 73.61
060035xx010x0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし 37 13.65 15.12 0 76.97
060335xx02000x 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 25 7.44 6.87 4 71.04
090010xx010xxx 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし 17 8.41 9.88 0 72.88
060150xx03xxxx 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 13 15.42 19.3 0 66.42

鼠径ヘルニアに対する手術が一番多く、結腸の悪性腫瘍に対する切除、胆嚢結石に対しての腹腔鏡下胆のう摘出術、乳腺の悪性腫瘍に対する切除手術、虫垂炎に対する虫垂切除術、など手術を目的にしたものとなっています。このほかにも、痔核の手術や胃の悪性腫瘍の手術、直腸の悪性腫瘍の手術を目的にしたものなどがあります。
全体的に全国に比べて在院日数が短いことも特徴です。 平均年齢は71.1歳でした

整形外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
160800xx01xxxx 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 146 54.1 25.5 4.79 84.5
160690xx99xxxx 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし 56 40.23 19.34 10.71 83.32
160760xx97xx0x 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし 26 7.73 4.76 3.85 66.62
160720xx01xxxx 肩関節周辺の骨折・脱臼 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿等 19 24.79 14 0 77.16
160980xx99x0xx 骨盤損傷 手術なし 手術・処置等2なし 15 41.93 1927 0 82.4

地域の高齢化にともない転倒に伴うケガが多くなっています。平均年齢も78.8歳と高くなっており、大腿骨頚部骨折が一番多く、腰椎圧迫骨折、前腕の骨折、足関節骨折となっています。 リハビリテーションを中心とする、回復期リハビリテーション病棟があり、早期の在宅復帰を目指しています。 また、他院で急性期治療終えた方の受け入れもしています。

形成外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
020230xx97x0xx 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2なし 11 2 2.82 0 78.27
080010xxxx0xxx 膿皮症 手術・処置等1なし 7 20 12.88 0 72.29
070010xx010xxx 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1なし 3 3.67 5.14 0 67.33
080006xx01x0xx 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2なし - - 7.22 - -
100100xx97x0xx 糖尿病足病変 手術あり 手術・処置等2なし - - 24.94 - -

けがややけどなどの外傷や皮膚腫瘍、 皮膚潰瘍・褥瘡治療、眼瞼下垂症・瘢痕拘縮形成などの治療(手術含む)を主に行っております。

脳神経外科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
160100xx97x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 29 21.03 9.88 6.9 79.48
160100xx99x00x 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 16 13 8.38 6.25 80.75
010010xx9900xx 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 3 16.33 11.2 33.33 67.3
010040x099000x 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 19.09 - -
010020x199x00x くも膜下出血、破裂脳動脈瘤(JCS10以上) 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし - - 18.95 - -

転倒や打撲による頭蓋内損傷が多く、脳腫瘍の切除手術目的、ついでくも膜下出血、脳内出血があります。また、未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング術を目的を目的としたものもあります。
平均年齢は75.8歳でした。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。

眼科

DPCコード DPC名称 患者数 平均
在院日数
(自院)
平均
在院日数
(全国)
転院率 平均年齢 患者用パス
020110xx97xxx0 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 63 3 2.54 0 77.44
020360xx99xxxx 眼球の障害 手術なし 1 20 12.37 0 71
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -

白内障の手術を行っています。
平均年齢は77歳でした。

泌尿器科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
110080xx991xxx 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり 25 3 2.44 0 70.04
110070xx03x0xx 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし 5 9 6.85 0 73
110420xx02xxxx 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 3 2 4.02 0 71.67
- - - - - - -
- - - - - - -

前立腺の悪性腫瘍に対する生検検査が多く、次いで膀胱の悪性腫瘍に対する経尿道的な手術、ステント留置を目的としたものが多くなっています。
平均年齢は71.5歳でした。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。

消化器内科

DPCコード DPC名称 患者数 平均在院日数
(自院)
平均在院日数
(全国)
転院率 平均
年齢
患者用パス
060100xx01xxxx 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 71 2.13 2.61 0 70.07
060340xx03x00x 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし 15 5.13 8.75 6.67 80.2
060035xx05xx0x 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病なし - - 3.86 - -
060035xx04xxxx 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 - - 6.45 - -
060020xx04xxxx 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 - - 7.61 - -

消化管・肝胆膵に関わる診療を行っています。
大腸ポリープの内視鏡的切除が最も多く、結腸の早期悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術、胃の早期悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術、肝胆膵に対する内視鏡的手術を目的なものがあります。
内科、外科と連携し治療を行っています。
平均年齢は75.1歳でした。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。

初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数

初発 再発 病期分類
基準(※)
版数
Stage I Stage II Stage III Stage IV 不明
胃癌 11 1 8 11 14 9 1 8
大腸癌 18 21 28 39 21 20 1 8
乳癌 8 14 0 5 9 3 1 8
肺癌 0 1 0 21 7 0 1 8
肝癌 0 5 1 1 5 0 1 8

※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約

UICC(国際対がん連合)が定めた腫瘍の病期分類があり、T(原発腫瘍の広がり) N(所属リンパ節転移の有無と拡がり)、M(遠隔転移)を評価し、癌の進行度と拡がりを がんのStageとして分類するものです。
当院では大腸がんが一番多く、次いで胃がん、乳がんとなっています。患者さまが希望される場合は静岡県立静岡がんセンターなど他の専門医療機関を紹介し、連携をとり診療を行います。
外科的、内視鏡的治療のほか化学療法も行なっています。

データ3(qi03_uicc_type (4))

成人市中肺炎の重症度別患者数等

患者数 平均在院日数 平均年齢
軽症 5 5.6 54.6
中等症 68 20.35 79.26
重症 73 24.78 85.6
超重症 21 33.95 84.19
不明 0 0 0

市中肺炎とは、普段の社会生活を行っている中で罹患した肺炎のことをいいます。 A-DROP指標で評価したものです。
重症度が高くなるほど平均在院日数が長くなりやすい傾向にあります。中等症以上の平均年齢が80歳を超えており高齢者は重症化しやすいことがわかります。
当院で最も多かった分類は重症で、全体の43.7%を占めています、治療には25日弱の入院が必要になっています。この統計にはコロナ感染症は含まれていません。

データ4(qi04_com_acquired (4))

脳梗塞の患者数等

発症日から 患者数 平均在院日数 平均年齢 転院率
3日以内 131 28.34 79.04 11.41
その他 18 36.72 77.94 2.01

93%の患者さまが発症から3日以内に治療を行っており、急性期治療を行ったのち、早い段階からリハビリテーシ ョンを行い、在宅復帰へと繋げています。
また、リハビリテーションを中心とする、回復期リハビリテーション病棟があり、 他院で急性期治療終えた方の受け入れもしています。

データ5(qi05_ci_icd10 (4))

診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)

内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 92 2.49 12.9 6.52 80.54
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 39 0.56 2.56 0 72.46
K654 内視鏡的消化管止血術 35 2.63 14.46 5.71 73.26
K6871 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの 20 5 7.1 0 76.3
K7212 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm以上 17 3.65 2.24 0 67.53

内視鏡的胆道ステント留置術は、胆道が閉塞してしまうの防ぐためにステントを内視鏡を使って挿入します。
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多くなっています。内視鏡を用いて大腸内のポリープを切除する手術です。切除したポリープを検査し早期がんの発見・予防に役立てます。当院では決められたスケジュールに沿って、1泊2日の経過観察入院をしていただいております。

データ6(qi06_ope_days_top5 (5))

外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K634 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) 73 1 2.26 1.37 73
K672-2 腹腔鏡下胆嚢摘出術 32 1 5.47 3.13 71.41
K719-3 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 24 2.38 7.83 0 75.88
K7162 小腸切除術 その他のもの 13 6.85 18.54 0 80.38
K7193 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術 13 3.77 17.54 0 80.54

腹部疾患や鼠径部領域・腹壁ヘルニアに対しては原則として腹腔鏡手術の方針としており、年々増加しています。
患者さんの負担が少ない手術を安全確実に行えるように努めています。
癌治療に関しては国内外のエピデンスやガイドラインに基づいた標準的治療を基本としています。そのうえで患者さんやご家族、または介護を担当される方との対話も重視し、年齢や生活環境等、個別に配慮した最適な医療を心がけています。
治療に際しては、 周術期のがんリハビリテーションや栄養指導、服薬指導、抗がん剤の副作用対策、緩和医療など、様々な専門職によるチーム医療を実践しております。

整形外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K0461 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 90 5.99 43 5.56 84.27
K0811 人工骨頭挿入術 肩、股 79 8.8 47.32 2.53 84.3
K0462 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 36 1.97 12.92 5.56 67.72
K0821 人工関節置換術 肩、股、膝 24 6.25 44.25 4.17 78.54
K083 鋼線等による直達牽引(初日。観血的に行った場合の手技料を含む。)(1局所につき) 19 0.11 68.47 5.26 82.58

地域の高齢化に伴い大腿骨頚部骨折が非常に多く、またその他の部位の骨折も多く、それに伴う手術を多く行っています。 また変形性関節症に対する手術も行っています。 認知症や内科的合併症のある方が多いため、他診療科と連携し、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士などと連携により快適な社会復帰ができるよう支援しています。 また術後リハビリを専門的に行う、回復期病棟もあります。

脳神経外科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K164-2 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 29 0.86 23.31 6.9 79.21
K1771 脳動脈瘤頸部クリッピング 1箇所 4 0.75 50.25 0 67.5
K1692 頭蓋内腫瘍摘出術 その他のもの 1 6 60 0 72
- - - - - - -
- - - - - - -

地域の高齢化に伴い慢性硬膜下血腫に対する慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を行っています。脳動脈瘤頸部クリッピング術、脳腫瘍摘出術も行っています。

眼科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K2821ロ 水晶体再建術 眼内レンズを挿入する場合 その他のもの 61 0 2 0 77.44
K2822 水晶体再建術 眼内レンズを挿入しない場合 2 0 2 0 77.5
- - - - - - -
- - - - - - -
- - - - - - -

白内障に対する手術を行っています。

消化器内科

Kコード 名称 患者数 平均
術前日数
平均
術後日数
転院率 平均
年齢
患者用パス
K7211 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 長径2cm未満 51 0.06 1.08 0 71.33
K7212 内視鏡的胆道ステント留置術 29 0.03 1.07 0 67.48
K688 内視鏡的胆道ステント留置術 8 1.13 4 0 84.63
K721-4 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 - - - - -
K6532 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術 - - - - -

大腸ポリープに対する内視鏡的手術が多く、ほとんどが2cm未満のポリープです。胃・大腸早期悪性腫瘍に対する粘膜下層剥離術や、胆嚢、胆管、すい臓、膵管の疾患に対する内視鏡的胆道ステント留置術を行っています。

その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)

DPC 傷病名 入院契機 症例数 発生率
130100 播種性血管内凝固症候群 同一 0 0
異なる 0 0
180010 敗血症 同一 16 0.44
異なる 3 0.08
180035 その他の真菌感染症 同一 0 0
異なる 0 0
180040 手術・処置等の合併症 同一 10 0.27
異なる 2 0.05

疾患があり症状が急変した症例と手術・処置等の合併症です。
肺炎や尿路感染、癌などで入院後も全身状態が悪化し播種性血管内凝固症候群や敗血症といった重篤な病態となった件数です。
手術や処置などは合併症を起こさないように可能な限り細心の注意を払い安全に行っています。しかし、合併症はどうしても一定の確率で起こり得るため、起こり得る合併症については事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置を行うことに同意をいただいております

データ7(qi07_dic_rate (5))

リスクレベルが「中」以上の手術を施行した患者の肺血栓塞栓症の予防対策の実施率

肺血栓塞栓症発症のリスクレベルが
「中」以上の手術を施行した
退院患者数(分母)
分母のうち、肺血栓塞栓症の
予防対策が実施された患者数(分子)
リスクレベルが「中」以上の手術を
施行した患者の肺血栓塞栓症の
予防対策の実施率
391 345 88.24%

各診療科における手術時の肺血栓塞栓症予防対策について、分母に来る手術としては整形外科の大腿骨骨折の手術が最も多かったです。人工関節置換術等も併せて整形外科手術は基礎疾患、合併症等の問題がなければほぼ100%対策を取っていました。

データ8(qi08_embolism_prev_rate)

血液培養2セット実施率

血液培養オーダー日数(分母) 血液培養オーダーが1日に
2件以上ある日数(分子)
血液培養2セット実施率
1577 1551 98.35%

発熱があり肺炎・尿路感染症の無い患者さんには原則全症例血液培養2セット法を実施しています。

データ9(qi09_blood_cul_rate)

広域スペクトル抗菌薬使用時の細菌培養実施率

広域スペクトルの抗菌薬が
処方された退院患者数(分母)
分母のうち、入院日以降抗菌薬処方日
までの間に細菌培養同定検査が
実施された患者数(分子)
広域スペクトル抗菌薬使用時の
細菌培養実施率
489 428 87.53%

高齢者の発熱患者に対しては抗生剤の種類に関わらず細菌培養検査を実施しています。喀痰と尿の細菌培養が多く、血液培養は腹部消化器感染症の疑いや、敗血症疑いに対して積極的に実施しています。

データ10(qi10_bacteria_cul_rate)                

更新履歴:R6.9.30 更新