病院指標
Hospital index
- 伊東市民病院について
- 病院指標
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
患者数 | 14 | 24 | 37 | 55 | 115 | 235 | 377 | 1030 | 1252 | 492 |
当院は、伊豆半島の中核病院として質の高い医療を提供しています。災害拠点病院、認知症疾患医療センター、地域医療支援病院の認定をうけています。 内科、循環器科、消化器内科、小児科、外科、形成外科、整形外科、脳神経外科、産婦人科、耳鼻科、眼科、麻酔科、泌尿器科、皮膚科、総合診療科で入院診療を行っています。 全体の86.4%が65歳以上と高い年齢層となっております。
データ1(qi01_age_series (3))診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 129 | 15.7 | 13.6 | 1.5 | 80.6 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 122 | 11 | 8.9 | 2.4 | 80.0 | |
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 62 | 24.5 | 16.0 | 8.0 | 75.0 | |
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等22あり 定義副傷病なし発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 57 | 23.8 | 21.1 | 8.7 | 84.9 | |
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 53 | 8.3 | 9 | 0 | 75.2 |
呼吸器の感染症よりも尿路感染症、胆管結石症が多くなっています。平均年齢が77.3歳となっています。また各専門診療科と連携し診療を行なっております。
データ2(qi02_clinical_departments_top5 (4))外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 86 | 4.3 | 4.5 | 0 | 72.5 | |
060335xx02000x | 胆嚢炎等 腹腔鏡下胆嚢摘出術等 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 31 | 8.8 | 6.9 | 0 | 70.4 | |
060241xx97xxxx | 痔核 手術あり | 15 | 4.3 | 5.4 | 0 | 60.7 | |
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1なし | 15 | 9.3 | 9.9 | 0 | 75.8 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1なし 定義副傷病なし | 14 | 12.2 | 15.4 | 0 | 77.2 |
鼠径ヘルニアに対する手術が一番多く、結腸の悪性腫瘍に対する切除、胆嚢結石に対しての腹腔鏡下胆のう摘出術、虫垂炎に対する虫垂切除術、など手術を目的にしたものとなっています。このほかにも、痔核の手術や胃の悪性腫瘍の手術、直腸の悪性腫瘍の手術を目的にしたものなどがあります。
全体的に全国に比べて在院日数が短いことも特徴です。
平均年齢は71.1歳でした
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 170 | 52.2 | 26.4 | 5.2 | 84.3 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 51 | 33.8 | 20.0 | 9.8 | 79.9 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病なし | 20 | 11.5 | 4.8 | 5 | 69.9 | |
160800xx99xxx0 | 股関節・大腿近位の骨折 手術なし他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 16 | 18.5 | 14.5 | 43.7 | 83.4 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 | 13 | 39.5 | 18.3 | 0 | 61.6 |
地域の高齢化にともない転倒に伴うケガが多くなっています。平均年齢も76.4歳と高くなっており、大腿骨頚部骨折が一番多く、腰椎圧迫骨折、前腕の骨折、足関節骨折となっています。 リハビリテーションを中心とする、回復期リハビリテーション病棟があり、早期の在宅復帰を目指しています。 また、他院で急性期治療終えた方の受け入れもしています。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 24 | 16.2 | 10.1 | 0 | 78.3 | |
160100xx99x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 16 | 27.0 | 8.5 | 6.2 | 74.8 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | 6 | 31.0 | 19.5 | 0 | 75.5 | |
010010xx03x00x | 脳腫瘍 頭蓋内腫瘍摘出術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | - | |
010010xx9900xx | 脳腫瘍 手術なし 手術・処置等1なし 手術・処置等2なし | - | - | - | - | - |
転倒や打撲による頭蓋内損傷が多く、脳腫瘍の切除手術目的、ついでくも膜下出血、脳内出血があります。また、未破裂脳動脈瘤に対するクリッピング術を目的を目的としたものもあります。
平均年齢は73.3歳でした。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
120090xx97xxxx | 生殖器脱出症 手術あり | 19 | 8.2 | 8.0 | 0 | 57.0 | |
120060xx02xxxx | 子宮の良性腫瘍 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | 15 | 6.8 | 5.9 | 0 | 68.0 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 8 | 8 | 9.2 | 0 | 73.3 | |
120070xx02xxxx | 卵巣の良性腫瘍 卵巣部分切除術(腟式を含む。) 腹腔鏡によるもの等 | - | - | - | - | - | |
120100xx02xxxx | 子宮内膜症 腹腔鏡下腟式子宮全摘術等 | - | - | - | - | - |
骨盤底疾患センターを開設しており、子宮下垂や子宮脱の患者数が増えています。
子宮筋腫・卵巣腫瘍に対する手術もおこなっています。
平均年齢は60.6歳でした。お産も再開しております。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。
眼科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり片眼 | 67 | 3.0 | 2.6 | 0 | 77.0 |
白内障の手術を行っています。
平均年齢は77歳でした。
耳鼻科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1あり | 17 | 2.0 | 2.0 | 0 | 58.4 | |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 6 | 5.6 | 6.2 | 0 | 60.6 | |
030150xx97xxxx | 耳・鼻・口腔・咽頭・大唾液腺の腫瘍 手術あり | 3 | 6.6 | 6.8 | 0 | 64.3 | |
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | - | - | - | - | - | - |
030240xx01xx0x | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 扁桃周囲膿瘍切開術等 定義副傷病なし | - | - | - | - | - | - |
睡眠時無呼吸症の検査を入院で実施しております。慢性副鼻腔炎に対する手術も実施しています。
平均年齢61.4歳でした
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1あり | 28 | 3.0 | 2.4 | 0 | 73.1 | |
110420xx02xxxx | 水腎症等 経尿道的尿管ステント留置術等 | 6 | 2.0 | 4.11 | 0 | 82.0 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2なし | 5 | 9.0 | 6.8 | 0 | 72.0 | |
11012xxx97xx0x | 上部尿路疾患 その他の手術あり 定義副傷病なし | - | - | - | - | - | |
11013xxx02xxxx | 下部尿路疾患 尿道狭窄内視鏡手術等 | - | - | - | - | - |
前立腺の悪性腫瘍に対する生検検査が多く、次いで膀胱の悪性腫瘍に対する経尿道的な手術、ステント留置を目的としたものが多くなっています。
平均年齢は75.6歳でした。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均在院日数 (自院) |
平均在院日数 (全国) |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
060100xx01xxxx | 小腸大腸の良性疾患(良性腫瘍を含む。) 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 | 51 | 2.0 | 2.6 | 0 | 69.1 | |
060035xx04xxxx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 10 | 6.5 | 6.5 | 0 | 70.6 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 6 | 7.7 | 7.7 | 0 | 77.6 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2なし 定義副傷病なし | - | - | - | - | - | |
060295xx99x1xx | 慢性C型肝炎 手術なし 手術・処置等2あり | - | - | - | - | - |
消化管・肝胆膵に関わる診療を行っています。
大腸ポリープの内視鏡的切除が最も多く、結腸の早期悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術、胃の早期悪性腫瘍に対する内視鏡的粘膜下層剥離術、肝胆膵に対する内視鏡的手術を目的なものがあります。
内科、外科と連携し治療を行っています。
平均年齢は69.8歳でした。
※患者数が10未満の場合は「-」表示となっております。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 |
病期分類 基準(※) |
版数 | |||||
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 17 | 1 | 6 | 16 | 18 | 10 | 1 | 8 |
大腸癌 | 20 | 10 | 21 | 32 | 41 | 16 | 1 | 8 |
乳癌 | 10 | 9 | 3 | 7 | 2 | 3 | 1 | 8 |
肺癌 | 0 | 0 | 2 | 10 | 4 | 1 | 1 | 8 |
肝癌 | 0 | 0 | 1 | 3 | 4 | 5 | 1 | 8 |
※ 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
UICC(国際対がん連合)が定めた腫瘍の病期分類があり、T(原発腫瘍の広がり) N(所属リンパ節転移の有無と拡がり)、M(遠隔転移)を評価し、癌の進行度と拡がりを がんのStageとして分類するものです。
当院では大腸がんが一番多く、次いで胃がん、乳がんとなっています。患者さまが希望される場合は静岡がんセンターなど他の専門医療機関を紹介し、連携をとり診療を行います。
外科的、内視鏡的治療のほか化学療法も行なっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
軽症 | 3 | 9.3 | 62.3 |
中等症 | 76 | 19.2 | 79.9 |
重症 | 51 | 20.0 | 85.2 |
超重症 | 16 | 15.0 | 81.1 |
不明 | 0 | 0 | 0 |
市中肺炎とは、普段の社会生活を行っている中で罹患した肺炎のことをいいます。 A-DROP指標で評価したものです。
重症度が高くなるほど平均在院日数が長くなりやすい傾向にあります。中等症以上の平均年齢が80歳を超えており高齢者は重症化しやすいことがわかります。
当院で最も多かった分類は中等症で、全体の52%を占めており、2週間弱の入院治療を行っております。
脳梗塞の患者数等
発症日から | 患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | 転院率 |
3日以内 | 147 | 28.4 | 79.0 | 9.3 |
その他 | 13 | 37.1 | 76.1 | 0.6 |
87%の患者さまが発症から3日以内に治療を行っており、急性期治療を行ったのち、早い段階からリハビリテーシ ョンを行い、在宅復帰へと繋げています。
また、リハビリテーションを中心とする、回復期リハビリテーション病棟があり、 他院で急性期治療終えた方の受け入れもしています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 130 | 1.5 | 11.5 | 6.1 | 80.1 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 45 | 1.9 | 17.9 | 11.1 | 75.4 | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 29 | 2.0 | 9.3 | 0 | 73.4 | |
K6871 | 内視鏡的乳頭切開術 乳頭括約筋切開のみのもの | 17 | 2.8 | 4.7 | 0 | 76.4 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 17 | 1.0 | 3.7 | 0 | 75.1 |
内視鏡的胆道ステント留置術は、胆道が閉塞してしまうの防ぐためにステントを内視鏡を使って挿入します。
内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術が最も多くなっています。内視鏡を用いて大腸内のポリープを切除する手術です。切除したポリープを検査し早期がんの発見・予防に役立てます。当院では決められたスケジュールに沿って、1泊2日の経過観察入院をしていただいております。
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K634 | 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術(両側) | 60 | 0.9 | 2.2 | 0 | 71.0 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 35 | 1.8 | 6.0 | 0 | 69.6 | |
K6335 | 鼠径ヘルニア手術 | 26 | 1.0 | 2.5 | 0 | 76.1 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 13 | 0.6 | 4.0 | 0 | 52.7 | |
K719-3-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 13 | 1.9 | 10.0 | 7.6 | 77.1 |
腹部疾患や鼠径部領域・腹壁ヘルニアに対しては原則として腹腔鏡手術の方針としており、年々増加しています。
患者さんの負担が少ない手術を安全確実に行えるように努めています。
癌治療に関しては国内外のエピデンスやガイドラインに基づいた標準的治療を基本としています。そのうえで患者さんやご家族、または介護を担当される方との対話も重視し、年齢や生活環境等、個別に配慮した最適な医療を心がけています。
治療に際しては、 周術期のがんリハビリテーションや栄養指導、服薬指導、抗がん剤の副作用対策、緩和医療など、様々な専門職によるチーム医療を実践しております。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K0461 | 骨折観血的手術 肩甲骨、上腕、大腿 | 91 | 5.2 | 43.0 | 3.3 | 85.4 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術 肩、股 | 76 | 9.1 | 43.7 | 5.2 | 84.3 | |
K083 | 鋼線等による直達牽引 | 28 | 0.2 | 64.6 | 7.1 | 76.9 | |
K0462 | 骨折観血的手術 前腕、下腿、手舟状骨 | 22 | 3.6 | 19.5 | 0 | 73.5 | |
K0821 | 人工関節置換術 肩、股、膝 | 21 | 5.8 | 40.1 | 0 | 74.8 |
地域の高齢化に伴い大腿骨頚部骨折が非常に多く、またその他の部位の骨折も多く、それに伴う手術を多く行っています。 また変形性関節症に対する手術も行っています。 認知症や内科的合併症のある方が多いため、他診療科と連携し、看護師、薬剤師、理学療法士、作業療法士、社会福祉士などと連携により快適な社会復帰ができるよう支援しています。 また術後リハビリを専門的に行う、回復期病棟もあります。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 | 26 | 1.3 | 17.3 | 0 | 77.5 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | 6 | 2.6 | 89.6 | 33.3 | 70.3 | |
K1692 | 頭蓋内腫瘍摘出術(その他) | 3 | 3.0 | 13.3 | 0 | 74.0 | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | 1 | 15.0 | 121.0 | 0 | 68.0 | |
K1641 | 頭蓋内血腫除去術(開頭)(硬膜外) | 1 | 0.0 | 28.0 | 100 | 58.0 |
地域の高齢化に伴い慢性硬膜下血腫に対する慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術を行っています。脳動脈瘤頸部クリッピング術、穿頭脳室ドレナージ術も行っています。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K877-2 | 腹腔鏡下腟式子宮全摘術 | 13 | 1.0 | 5.9 | 0 | 47.6 | |
K8654 | 子宮脱手術(腟壁形成手術及び子宮全摘術)(腟式、腹式) | 9 | 1.0 | 6.5 | 0 | 71.2 | |
K877 | 子宮全摘術 | 9 | 1.0 | 6.1 | 0 | 61.2 | |
K802-21 | 膀胱脱手術(メッシュ使用) | 6 | 1.0 | 6.0 | 0 | 72.5 | |
K8731 | 子宮鏡下子宮筋腫摘出術(電解質溶液利用) | 4 | 1.0 | 1.2 | 0 | 47.2 |
子宮全摘術や子宮付属器腫瘍摘出術、婦人科系の手術が多くなっています。
子宮筋腫などの良性腫瘍の手術は腹腔鏡でおこなっています。
骨盤底疾患センターを開設し尿失禁や子宮下垂に対する手術を行っています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 10 | 0.2 | 1.0 | 0 | 85.8 | |
K8036 | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(その他) | 5 | 1.0 | 7.0 | 0 | 72.0 | |
K821 | 尿道狭窄内視鏡手術 | 1 | 1.0 | 3.0 | 0 | 83.0 | |
K8352 | 陰嚢水腫手術(その他) | - | - | - | - | - |
膀胱の悪性腫瘍に対する経尿道的手術を行っています。
水腎症に対する経尿道的尿管ステント留置術や膀胱結石除去術も行っています。
消化器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均 年齢 |
患者用パス |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 30 | 0.1 | 1.0 | 0 | 70.5 | |
K7212 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル以上) | 23 | 0.0 | 1.0 | 0 | 68.2 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 11 | 0.8 | 2.8 | 0 | 69.1 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) | - | - | - | - | - | |
K735-4 | 下部消化管ステント留置術 | - | - | - | - | - |
大腸ポリープに対する内視鏡的手術が多く、ほとんどが2cm未満のポリープです。胃・大腸早期悪性腫瘍に対する粘膜下層剥離術や、胆嚢、胆管、すい臓、膵管の疾患に対する内視鏡的胆道ステント留置術を行っています。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | 0 | 0.0 |
異なる | 0 | 0.0 | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 30 | 0.83 |
異なる | 5 | 0.14 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | 1 | 0.03 |
異なる | 0 | 0.0 | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 10 | 0.28 |
異なる | 2 | 0.06 |
疾患があり症状が急変した症例と手術・処置等の合併症です。
肺炎や尿路感染、癌などで入院後も全身状態が悪化し播種性血管内凝固症候群や敗血症といった重篤な病態となった件数です。
手術や処置などは合併症を起こさないように可能な限り細心の注意を払い安全に行っています。しかし、合併症はどうしても一定の確率で起こり得るため、起こり得る合併症については事前に可能な限り患者さんに説明したうえで、手術や処置を行うことに同意をいただいております
更新履歴:R5.9.30 更新