- 病院ブログ一覧
- 院内研究発表会を開催しました
年2回開催されている「院内研究発表会」が7/3に開かれ、それぞれの部から三題の演題が発表されました。
- 「不同視弱視の治療と訓練」・医療技術部
3歳時検診で発見された不同視弱視のケースについての発表でした。本例は屈折障害・遠視による弱視として発見されました。屈折矯正と健眼遮閉という方法で長期にわたる矯正・治療がされて、良好な経過が紹介されました。知らない世界に視聴者の皆さんはびっくりした様子でした。
- 「当院集中治療室におけるスキンテアの発生率と要因の分析」・看護部
看護部では経験された皮膚トラブルを全例CLIP報告して集計・把握されているそうです。”MDRPU /Medical Device Related Pressure Ulcer”・”医療関連機器圧迫創傷”という全く知らない言葉も教わりました。看護・ケアの領域における細かな注意と継続される御努力に頭が下がるばかりです。
- 「新型コロナウィルス対応の3年間」・診療部
2019年12月に中国・武漢で発生したといわれる新型コロナウィルス感染症。翌2000年から日本も所謂”コロナ禍”に見舞われました。この6月8日に新型コロナ感染症は感染症法上の2類から5類相当に扱いが変更されて、世の中は文字通り“ポストコロナ”に向かっています。当院においてもこの3年間に600例弱の入院患者を受け入れて対応してまいりました。ICTを中心に病院として関わって来た、この未曾有の歴史的出来事を検証して振り返って頂きました。
何れの御発表も大変な力作で、会場内でもたくさんの質問・意見がだされて今回もおおいに盛り上がりました。学術委員会はじめ関係者の皆様ありがとうございました。